2019年4月12日金曜日

お金持ちへの道のり【6】~「面倒臭くない」が大事~

お金持ちへの道のり【6】~「面倒臭くない」が大事~



当ブログではお金持ちへの
道のりの第一歩として、
投資信託による運用を
おすすめしています。

筆者は社会人になって
2年ほどそれなりにお金をためて
資産運用を始めましたが、

最初は当然全くのど素人で
株式投資で100万円の損失を出して
早々に撤退しました。

で、その後投資信託による運用に方針を転換し、
運用資金が500万円の中頃、
月にコンスタントに4万円~5万円程度の
配当金を受け取っています。


これは単に自慢話をしたいわけではなく、
また筆者は疎いのでよく知りませんが、

ツイッター等で勧誘される
ネットビジネスやFX、
バイナリーによる投資と比較すると、

正直見劣りする収益ですので
自慢にもならないかもしれませんね。


自慢したい部分

ただ、収益額はさほどですが、
筆者がかなり自信を持っている、
そして自慢していいのではと思うのが、

「投下している労力の少なさ」

です。

前述の株式投資で100万円の大損をぶっこいた頃、
再起を図るにあたって一度マジメに
勉強してみようかなと読んだのが、

臆病者のための株入門 (文春新書)

でした。


その中で「なるほどなぁ」と思い、
投資信託による運用に方針転換したきっかけが、

デイトレーディングのような
株式投資で儲けることは
「 主婦や学生、バックパッカーでも出来る 」
ではなくて
「 主婦や学生、バックパッカーだから出来る 」
が正しい。

つまり、強固な時間的拘束の無い
生活をしてるから出来ることであって、
普通のサラリーマンにはできない。

というような趣旨のことが書かれていて、
さらに読み進めると

経済学的に正しい投資方法は
結局投資信託による運用だ

と教えてくれていたからです。

※この本はそんなに分厚い本でも、
値段が高い本でもないのですが、
株式取引のみならず、
「そもそものところ、
 資本主義とは何か?
 経済とは何か?」
というところも含めて、
すごく分かりやすく、

面白く教えてくれていて、
かなりためになります。
私の中の投資、経済に関する土台は
この本から学びました。

以下にAmazonのリンクを設置しますので、
是非ともご一読なさることをおすすめします。

臆病者のための株入門 (文春新書)
臆病者のための株入門 (文春新書)


で、話を元に戻します。

繰り返しになりますが、
運用額は大した額ではありませんが、

筆者は月々税引き後で4万円~5万円を
コンスタントに配当として受け取っています。

で、この配当受取のために
筆者が投下している時間は、
月に3~4時間程度です。


それも、筆者は若干の凝り性なので、
モニター対象にしているファンドの
配当支払い状態を確認し、

「なんちゃって配当になってないか?」
「半年平均の配当利回り(税引き後)は?」

等も詳しくチェックしているので、
それをやっても月に1日だけ
3~4時間程度です。

※「なんちゃって配当」については、
またおいおい当ブログ内でその問題を
皆さんにご紹介しようと思っています。


「労力」は実作業だけではない

また前回記事

お金持ちへの道のり【5】リスクとは何か?②
~投資はサーフィンではなく遠泳をイメージすべき~
https://www.brightlifefund.com/2019/03/InvestIsNotSurfin.html

にも記載しましたが、
投資に慣れてくると腹が据わるというか、
日々の値動き等に、
いい意味で「鈍感」になっていき、

日経平均が上がったとか、
年初来安値だとかニュースで見ても
「ふ~ん」
位にしか気を取られません。


投資に慣れない間、
またインカムゲイン(権利収入)ではなく
キャピトルゲイン(売買益による収入)を狙う
運用方法を選択した場合、

日々の、またはリアルタイムの
値動きが気になって、
その他のことに手が付かなくなる。

つまり、何か具体的に作業を
しているわけではないのに、
「労力がかかっている状態」
になります。

また単に時間を取られるだけではなく、

「このままで大丈夫か?」
「早く売らないと損が膨らむ?」
「いやもうちょっと待つか?」
「ヤバい手遅れだ!」

なんて思考がぐるぐる回り、
心身共に疲れてしまう。

というようなことになりかねませんね。


だから投資信託による運用をおすすめする

つまり投資信託による運用は
色々なお誘いにあるような、

誰でも簡単に大きく稼げて、
すぐにお金持ち!引退も簡単!

なんていう魅力的な話ではありませんが、

・時間や労力が取られない
・精神的なストレスが少ない

という特徴で少しずつではありますが、
堅実に、「ほぼ完全な不労所得」
を増やしていくことができます。


やらなければいけないことは、

証券会社に口座を開いて、
銀行口座からオンラインで入金して、
これだというファンドを購入し、
後は毎月少しだけモニターする。

これだけ。


ほら!簡単!
面倒臭くない!


この「面倒臭くない」が
ことをなすのに一番重要ではないかな、
と筆者は思います。

いくら稼げるとしても、
日がな一日パソコンにかじりついて
値動きをみて売ったり買ったりをする。

ちょっとそういうのは、
始める前からしんどいですよね。

またいざ始めてみても、
その他のこと(仕事や家庭)に支障をきたすまで
力を入れちゃうってのも困ったものです。

また世の中の一般論として、
筋トレ、ダイエット、
資格取得の勉強、
ブログ記事の更新

何でも同じですが、
「面倒臭い」
の壁がとにかく私たちの行方を
阻むものだと思います。

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さて、

「そんなに投資信託による運用が
 おすすめだってんなら、
 なんで世の中みんながやらないんだよ?」

という疑問にお答えするため

前回は
「リスクとは?」
という視点の記事を作成し、

今回は
「面倒臭い」
に関して皆さんと一緒に考えてみました。

次回は
「そもそも知らない」
を解決するための考察を行いたいと思います。



2019年4月9日火曜日

2019年3月運用実績

2019年3月運用実績

今月は好調の先月(税引き後月利0.85%)から若干低下で、
税引き後月利0.77%。

期待していた某ファンド(税引き後月利1.5%)が
早速なんちゃって配当に転落。

ただ、好材料としてはその他のファンドで
マジメに配当を出すものがちらほら出てきたので、
分散ができるようになる、かも。

以下が今月の当ファンドの運用実績とまとめです。

Bright Life Fund Report (2019-03) 2019年3月運用実績


2019年3月の運用実績まとめ
①約537万円を運用して、約41,000円の配当で利回り 0.77%
 若干低下。(先月は0.85%)
②先月好調で税引き後月利1.5%の期待のファンド6が
 「なんちゃって配当」に転落。少し様子見。
③逆にまじめに配当を出すファンドがちらほら。
 特にファンド25、26はオリンピック頼みのJ-REITではなく、
 インフラ関連の国際株式。
【次月に向けた売買】
 <1.売却>
  ファンド6はが若干ビビるけど、とりあえず様子見。
 <2.購入>
  現在の余剰資金100万からファンド25、26を
  それぞれ25万円ずつ購入。次月好調なら買い増したい。

-------

銘柄については伏せている状態です。
「嘘つき!」と言われて
風説の流布に抵触するとかになると困りますので。

もう少しスピーディーに銘柄交換の判断を
しなければならないところなのですが、

「なんちゃって配当になるからならないか」
はフタを開けてみないと分からないというのが、
まあしようがないところではあります。

「なんちゃって配当って何?」

というところについては、
当ブログでまたご紹介したいと思います。

また、
「四の五の言ってないで情報を開示しろ!」
というせっかちな方は
当ブログ宛てにお問合せを頂戴したいと存じます。


2019年3月17日日曜日

お金持ちへの道のり【5】リスクとは何か?②~投資はサーフィンではなく遠泳をイメージすべき~

お金持ちへの道のり【5】リスクとは何か?②
~投資はサーフィンではなく遠泳をイメージすべき~

前回記事
お金持ちへの道のり【4】リスクとは何か?①
~「価値」と「価格」の違い~
https://www.brightlifefund.com/2019/03/4.html


では以下のような論旨で
皆さんと一緒に「リスク」を考えてみました。

◆『投資』に対してしり込みするのは、
「元金が保証されない」リスクが怖いから。
◆では銀行預金は安全か?
「元金」は保証されるが「価値」は保証されない。
◆また銀行預金も預金者は投資家として
「間接金融」という形の金融商品を購入し、
投資を行っている、つまりリスクテイクをしている。
◆さらに銀行預金のみというのは
「一点張り」の投資をしているのであって、
投資の大原則「分散投資」を行っていない、
というリスクがある。


そして最後に次回予告として
「では、元金が保証されないとして、
 そのマイナスはリスクではないのか?」
を以下の経済状態を模式的に表したグラフを元に、
「リスク」についての考察を
皆さんと一緒に進めていこうと思います。

経済状態を模式的に表したグラフ

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【1】私たちは大きな波がうねる海面を漂っている

まず最初に意識するべきはこれ

「大きな波がうねる海面を漂っている」
です。

これは特に投資経験の有無を問わず、
景気というものは好景気、不景気を
行ったり来たりするもので、

物の値段も上がったり下がったりする、
というのは知識として皆さんお持ちかと思います。

少しかじったような人であれば、
円高が進んでいるからガソリンの値段が下がってる、
という風に景気が何か関連する要素に連動する
ということもご存知かと思います。

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これが買い物をする時には
「高くなっている」とか
「安くなっている」とか
いう風に皆さん敏感なのですが、


こと、資産に関してはこれに非常に鈍感です。

「んんん!?何の話?」

となるかもしれませんが、

前回の
銀行預金は「価値」が一定ではない、
という話のおさらいです。

今お手元の銀行預金は
「価格は一定」ですが、
「価値は変動」しています。

もう少し具体的に言うと、
モノの値段の逆方向に
資産の価値は変動します。


レギュラーガソリンを例にすると、

・1リットル150円の時と、
・1リットル120円の時と、

ガソリンの価値は同じです。

(実は産油国の生産量調整により
 価値も変動しますが、
 ここでは一旦その話は無しで、
 一定であるとします。)

で、モノの価値が一定なのに、
値段が上がったり下がったりするのは、
お金の価値が下がったり上がったりするから。

つまり、学校で習うインフレとデフレですね。

お金持ちになるためにはまずはこれ、
つまり資産の価値が上下していることを
知識だけではなく体感する、
実感として肌で感じる必要があります。

経済の状況によって、
給与が上がる、下がる、
モノの値段が上がる、下がる、
これに加えて
自分の資産の価値が上がる、下がる、
これを明確に意識しましょう。

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では、このことを踏まえて、
例えば投資信託の
「元金は保証しませんよ」
はリスクなのか。

これはなかなか難しいところで、
ある程度ザックリとした『直感』が必要です。

全く投資未経験の方にとっては、
ちょっと不安になるような話になりますが、

資産の10%程度の「価格」の変動は日常茶飯事です。

つまり、例えば500万円を運用している最中に、
基準価格が50万円プラスになったり、
50万円マイナスになったり。

50万円マイナスになると、
最初はすごくビビります。
「これ大損なんじゃないのか?」と。

また、逆に50万円プラスになると、
すごくテンションが上がります。
「やったー!めちゃくちゃ
 儲かってるじゃん!」みたいに。

ところが、投資経験がそれなりになってくると、
そういう値動きに鈍感になります。

というより、基準価格そのものを
あまりじっくり見なくなります。

「またどこぞの大統領が変なことを言うから、
 市場心理が悪化して値段が下がるだろうな」

程度に冷めた目で見るようになる。

冒頭にお伝えしたグラフの様に、
波が上がったり下がったりするように、
価格も上がったり下がったりするもの、
ということを実感として
理解できるようになるからです。

なので基準価格が購入時と比較して
マイナスになるということを
特にリスクとして考える必要がなくなります。

※ただし、大前提がずれていると大変なので、
 以下のことを知っておいていただきたいと思います。

 別途記事にするつもりですが、
 一度築いた資産は資産として保全し、

 その資産が生み出すものを
 つつましやかに享受する、
 というのがお金持ちになる原則。
 という前提を一応頭の片隅にお願いします

 一度築いた資産を安易に現金化して、
 何か贅沢なものを買おうという魂胆がある場合は、
 当然マイナスになると
 「塩漬け」にしなくてはいけない、
 というリスクにはなりますね。

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【2】海面は実は少しずつ上昇する

これは地球温暖化による
環境破壊の話ではありません。

何の話かというと、
「インフレ」の話です。

「うん、それはさっき聞いたぜ!
 デフレとインフレが
 交互に来るって話でしょ?
 痴呆か?」

痴呆ではないのですが、

デフレとインフレが交互に来つつも、
実は緩やかにインフレが優位に進むことが、
過去の統計上明らかになっています。

また、前回の記事内でも触れましたが、
日本国でいうと中央銀行の日銀は
「年2%」をインフレの目標としていますよね。

つまり、冒頭のグラフの様に、

短期、中期にはインフレ、デフレが
交互に来るのですが、
長ーい期間を平準化しすると
緩ーくインフレになります。

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世の中のお金持ちが努力している要素の一つに、
「インフレに負けない」があります。

もちろんそもそも大きな額を稼ぐ、
ということが前提になるのですが、

稼いだ後、せっかく築いた資産が
インフレで紙くずになることを恐れ、
然るべき方法で「価値」を保全しようとするのです。

当ブログでおススメする投資信託や、
その他、金(GOLD)、宝石、土地、
様々な方法があります。

くどいようですが、
この「価値」の保全については
銀行預金という投資方法は全く適していません。

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「だけどさ、そんなものは
 お金持ちになってから
 考えることでしょ?」
とか
「今大したお金もないのに、
 お金持ちのふりをして
 難しいことを考えるって、
 背伸びをしてるみたいで
 なんかカッコ悪い」
とか


もしそう思われるなら、
誠に残念ながら論外です。

お金持ちになるのは
諦めてください。



と、厳しめに言いたいところですが、
当ブログの続きの記事の中で、
こういう意識を持つ方法論というところも
随時皆さんと一緒にやっていこうと思います。

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さて、今回記事のまとめです。

今回はサブタイトルとして

~投資はサーフィンではなく
 遠泳をイメージすべき~

としましたが、
そのココロは。

投資とは波の谷間でボードに乗り、
波の高いところで上手くバランスを取り
カッコよく決めてやるぜ!
というような短期的な成功を夢見るのではなく、

波の谷間にいようが高いところにいようが、
何とか溺れないようにもがき苦しみながら、
水面から顔を出して泳ぎ続ける。
時には大きな波に飲み込まれても、
いつか楽園の岸に泳ぎ着けることを信じて。


これが投資のあるべき姿であると筆者は考えています。


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次回は普通の人が投資を行わない
大きな理由の二つ目
「面倒臭い」について
皆さんと一緒に考えてみようかと思います。

投資はサーフィンではなく遠泳だ



2019年3月5日火曜日

お金持ちへの道のり【4】リスクとは何か?①~価値と価格の違い~

お金持ちへの道のり【4】リスクとは何か?①
~価値と価格の違い~


当シリーズ前回記事
お金持ちへの道のり【3】
~投資信託による資産運用の実例と長所概要紹介~

の中で、
皆さんが投資に対して尻込みする
大きな理由の一つに
「リスク」
があげられる、としました。

リスクとはつまり
「投資した元金が保証されない」
というものなのですが…


今回記事は若干頭の中が
こんがらがるような話になります。

ただ、是非とも知っておいていただきたい
非常に重要な内容でもあります。

こんがらがるとしましたが難しく細かく考えずに、
「ザックリとしたイメージ」
でとらえていただきたいと思います。


今回記事はタイトル
リスクとは何か?「価値」と「価格」の違い
です。

===============================

銀行預金は安全だ。
なぜなら元金が保証される。
つまり、
預けたお金がそのまま引き出せるから。

ごくごく一般的な感覚として、
上記の様に世の中では通用しています。

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スタジオジブリのアニメ映画に
『火垂るの墓』
という作品があります。

第二次世界大戦中の日本を舞台として、
戦災孤児になってしまう兄妹のお話です。

兄の名前はセイタ
妹の名前はセツコ


兄妹二人で生きていかねばならなくなってから
セイタがセツコに母親が残した銀行預金の残高を
以下の様に嬉しそうに伝えます。

『お母ちゃん銀行に7000円も貯めててん。
 これだけあれば一生暮らしていけるよ!』

-----------------------------

もちろん私たちは物価が変動することを知っています。
当時の7000円と今の7000円では
価値が違うということを知っています。

ですのでもちろんセイタの言っていることを
笑うということはないですね。


ただ、
ほんとに笑っていられない
のがここです。

「価値が違う」。


私たちは知識として知っているけども、
この「価値が変動する」ということに
一般的に非常に鈍感です。

-----------------------------

2019年現在、

日銀がインフレ目標を年2%と公言しています。

年2%インフレということは、

今1万円で購入することができる商品、
またはサービスが
来年の同じ時期には1万円と200円出さなければ
手に入らなくなります。

さらにその一年後には
1万円と400円(複利の場合は404円)。
さらにその一年後には
1万円と600円(複利の場合は612円)。

これに対して当然銀行預金も同じように
年2%の利息が付きますよね。


…えぇっ!?付かない!?

そう、銀行にお金を預けていても
年2%の利息なんか絶対につきません。

それどころかATM手数料で
100円、200円はすぐに吹き飛びます。

某メガバンクなんかは
休日にATMでお金を「預ける」のに
手数料を取られるようになりました。

筆者はこれについて
「顧客を舐め過ぎてる」
と感じたので速攻で口座を解約しましたが。



話が横にそれましたが、
つまり、銀行は預金の額面は
おおよそ保証するのですが、
「価値」までは保証してくれません。

で、日銀の目算通りにインフレが進行すると、
必ず今の価値を保てなくなります。
インフレ2%に対して金利が追い付かないから。


「えっと、じゃあ、
 逆にデフレになった場合はどうなの?」

これが面白い話で、
今1万円で購入することができるものが、
来年の今頃9,800円で買えるかもしれない。

200円浮くわけですね。

つまり「デフレになれば得をする」
という状態です。

-----------------------------

つまり端的に表現をすると、

銀行預金とは安全な金融資産ではなく、
「この先デフレが進むだろう」
という予測に基づいた金融商品の購入、
つまり「投資」に他なりません。

そして『投資』という限りは
リスクの伴うものなのです。

「えー!?
 全くそんなつもりじゃ
 ないんだけど!」

と言っても通用しません。

さらに追い打ちをかけるようで申し訳ないのですが、
同時に以下のことも言えます。

-----------------------------

「一点張り」
つまりある方向、ある銘柄に
集中して投資するのは危険だ。

なぜならその方向が外れた場合、
とんでもない損失につながるから。
だから「分散投資」が必要だ。

ということについて、
投資に関して素人の人でも、
何となくご理解いただけると思います。


ですが、
「いやー、私は保守的で安全志向だから、
 無理な投資はせず、銀行預金だけ。」
と言っている人は事実

「一点張り」

のギャンブルをしている状態なのです。

-----------------------------

いや、そうは言っても
それは言い回しの問題で、
銀行預金はギャンブルじゃないでしょ?

と、かたくなに信じない人もいます。

何者かによる刷り込みが強いのか。
「投資」ということに対する
色んな種類の拒絶反応が大きいのか。
なぜなのかはよく分かりません。


しかし、以下のことを良く確認してください。

銀行預金というのは「間接金融」で
預金者が銀行にお金を預け、

銀行がそのお金を融資し、
貸付利息から手数料を引いて
預金者に利息を払う、

というもので、
預金者=投資家で
銀行はその代行業者なのであり、
銀行預金は明確に「投資」なのです。

これは中学校の社会科で習います。
(多分。一応習った記憶がある)

直接金融は自分で証券会社を通じて株や債券を購入して、
資金を企業や自治体等の組織に託して、
業績に応じて配当を受け取るなり、
利息を付けて返してもらうなりするものです。

ただ銀行預金であれば融資先が
倒産したりするリスクを銀行が背負いますが、

直接金融の場合はこれが「自己責任」で、
投資した企業が倒産したりしてて
投資額が回収できなくなるリスクもあります。

-----------------------------

さらに、当ブログでおススメする投資の方法として、
「投資信託」
というものがあります。

これは
株や債券等の直接金融と
銀行の間接金融のちょうど間にあるものと
お考えいただければ分かりやすいかと思います。


つまり、株や債券の様な、
「投資先を見つけなければならない」
というような手間を投資信託の運用会社が担当し、
投資家は運用会社に資金を預ける、
というのは銀行と同じで「間接金融」です。


ただ、どういったカテゴリの投資を行うか?
を投資家が選択することができ、

(例えば不動産投資を行う投資信託、
 電力会社等のインフラに投資を行う投資信託、
 新興国の債券に投資を行う投資信託、など)

それらを主に扱う「ファンド」は
株式等と同じような基準価格の変動、
また予定の配当利回り等を公開しています。

そして残念なことに一般的に
投資信託は元金が保証されません。

===============================


今回記事ではまず、
価格と価値の違いとは何か、
を簡単にご説明し、

銀行預金は投資であり、
安全な資産でない。

間接金融、直接金融とは。

というところを
皆さんと一緒に考えてみました。


次回はこの続き、
「では、元金が保証されないとして、
 そのマイナスはリスクではないのか?」

というようなところを
以下のようなグラフを見ながら、
もう少し詳しく進めていこうかと思います。

値動きの概要イメージ図





2019年3月2日土曜日

2019年2月運用実績

2019年2月運用実績

先月は一部「なんちゃって配当」になってしまって
若干調子が悪かったのですが、
今月はそれが復活して期待通りの配当がでました。

さらにモニター対象のファンドの中で
期待できそうなものがいくつか出てきたので、
もしかすると景気回復の兆しかも、
と密かに期待している状態です。

以下が今月の当ファンドの運用実績とまとめです。

2019年2月運用実績


2019年2月の運用実績まとめ
①約537万円を運用して、約45,000円の配当で利回り 0.85% 期待通り。
(先月「なんちゃって配当」になっていたファンド15、18が復活。)
②当初期待していなかった銘柄(ファンド6、35)が2か月連続好調、
特にファンド6については税引き後で 月利1.5% なので、かなり魅力的。
③その他ファンド2、5、36も今月から好調。次月以降モニター強化。
【次月に向けた売買】
<1.売却>
ファンド12が月利0.66%程度なので2/3の80万円程度売却、
ファンド34が月利0.7%程度なので1/2の55万円売却
<2.購入>
1と現在の余剰資金100万から15万円を加えて150万円で
ファンド6を100万円、ファンド35を50万円購入

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銘柄については伏せている状態です。
「嘘つき!」と言われて
風説の流布に抵触するとかになると困りますので。

もう少しスピーディーに銘柄交換の判断を
しなければならないところなのですが、

「なんちゃって配当になるからならないか」
はフタを開けてみないと分からないというのが、
まあしようがないところではあります。

「なんちゃって配当って何?」

というところについては、
当ブログでまたご紹介したいと思います。