2019年7月31日水曜日

【ネタばれ注意】厚切りジェイソン氏の講演を聞いて

【ネタばれ注意】厚切りジェイソン氏の講演を聞いて

【ネタばれ注意】厚切りジェイソン氏の講演を聞いて


【ネタばれ注意】とタイトルを記載いたしましたが、
筆者の文才でここで書いた程度では
厚切り氏の講演の価値の0.1%も伝わらないので、
まあ一旦のところはご安心ください。

さて、本日とあるイベントに参加し、
厚切りジェイソン氏の講演を拝聴しました。

とても役に立つ、感動する話をいくつか聞けたので、
ここで筆者視点での概要をいくつかご紹介したいと。

厚切り氏はそこかしこで講演をなさっているようなので、
参加するチャンスが巡ってくれば、
迷うことなくご参加されることをお薦めします。


"Why Japanese people !?"って全然言わない!

講演内容の本筋とはあまり関係のないところなのですが、
氏の持ちネタというか定番の
"Why Japanese people !?"って
全然おっしゃらなかったです。

ただ、話の中のそこかしこに
ちゃんと笑わせてくれるポイントを仕込み、
会場を沸かせて来るのはさすがだな、
と思いました。

それどころか、
実はこれってかなり凄いことで、
「外国人にありがちなずれた視点」
というだけではなく、

外国人が日本人の感覚に合わせて
笑いを取るって相当に難しいことで、

本当に畏怖すべき天才なんだろうなと思いました。



100人に1人の才能を組み合わせればよい

講演内容は氏のこれまでの略歴に沿って
色々なエピソードを交えて教訓を教えてくれる、
という流れなのですが、

その最初はGoogleのインターンに
参加できなかったエピソードから。

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筆者が何となく意外に感じたのは、
アメリカでも良い企業に就職するために、
履歴書に記載すべき経験を積む必要があり、

(当たり前と言えば当たり前で、
日本よりシビアな印象を受けましたが)

Googleのインターンへの参加が
氏の就職活動当時に最高レベルに
「ハクが付く」ものの代表例でしたと。

で、それに応募して、
かなり良いところまで進んだけども、
結果は不合格。

確率で言うと10000人に1人しか参加できない、
という倍率だったそうです。

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就職するためのネタが積めないということで
氏はかなり焦ったそうですが、

10000人に1人は難しくても
100人に1人というレベルを
二つ組み合わせれば
10000人に1人に匹敵するじゃん!

という発想にたどり着いて、
その一つに日本語を勉強する、
というところを狙ったそうです。

で、その他の色んな要素を付け加えて、
10000人に1人どころか、
世界で唯一無二の存在になったわけですね。

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実はこの発想は
先日ぶらっと本屋に入ってタイトルだけで即買いした
堀江貴文氏の以下の本にも同様のことが書かれていて、

天才は同じことを考えるんだなーと
感心した次第です。



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100人に1人でも相当に難しい話なのですが、
もっと安易にすれば、
10人に1人の才能を4つ組み合わせれば
10000人に1人になりますよね。

まあ世の中のニーズに合わせて、
色々と試行錯誤が必要ではありますが、
ただ、漫然と生きていくよりは、

何か自分にしかできないこと、
つまり自分の価値を探りながら
毎日を生きる方が絶対楽しいですよね。


三匹の子豚はわらの家が正解

これも変化が速く激しい時代においては、

「一発目から完ぺきを目指すよりも、
 とりあえず暫定的な結果を出して悪いところを修正する、
 それを繰り返してより良いものを築き上げていくべき」

こういう考え方がトレンドになりつつあります。

なので(上から目線のようで恐縮なのですが)
特段目新しい話ではないのですが、

この話を聞きながらふと思ったのが、

「正解が既に決まっているから、
 サボらずマジメに取り組み、
 間違いの無いように最初から完ぺきを目指すべき」

ってなんだか学校教育の基本方針の様に思えてならないなと。


もちろん昔話、童話の中にも
いつの時代にも教訓として活かせる話が
たくさんあると思うのですが、

モノによってはその時代だからこそ有効であったもの、
またはその当時の為政者のプロパガンダであったかもしれない、
という可能性を疑わなくてはいけないなと思いました。


目標に向かって努力するのはNG

この話は本当に初めて聞く発想だったので、
話を聞きながら「うーん」と思わず
うなってしまったのですが、

氏は何か目標を決めて努力するのが嫌いだと。


その理由というのが、
その目標の期限が到来すると、
結果が良かったにせよ悪かったにせよ、
そこで成長が止まるからだと。


具体例でいうと、例えばダイエット。

「〇月〇日までに-10KG目指す!」

という目標を立てたとすると、

①見事目標達成の場合!
目標を達成できたから気が抜けてリバウンドする!
その状態をキープするということが目標ではないから。

②残念ながら目標達成ならず!
せっかく頑張ったのに無駄だった!
もう止めちゃえ!とリバウンドする!

で結局リバウンドする!になるから。 

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別の例を取ると例えば何かの勉強。

良い大学に入るために勉強するのか?
そうではなくて
それによって得た知識を何かに活かすために
勉強しているのではないか?
または勉強そのものが目的では?


実は氏も日本語を勉強したと言いながら、
実際に日本に来て会話がいきなり会話ができたか?
というとそうではないらしいです。


その教訓からというわけではないかもしれませんが、
氏はいまだに漢字の書き取りの勉強をなさっているそうです。


"Why Japanese people !?"は案外ネタではないかも

本日厚切りジェイソン氏の講演を聞き終わって、
非常にためになったし、ある意味勇気をもらって、
すごく気持ちが晴れやかになったように思えます。

ただ、いつもの
"Why Japanese people !?"は
「芸人」厚切りジェイソンのセリフではあるのですが、

実は結構まじめに私たちに突き付けられたもの、
笑いごとではない意味合いを含んでいるのではないか、
とも思いました。


すごく恥ずかしい気持ちになり、
また、
もし厚切り氏からこのセリフを言われなくなったら、
つまり、
「あ、もうこいつら(日本人)って
 期待するだけ無駄なんだ」
と諦められてしまったら、
というような恐怖も感じました。






2019年7月2日火曜日

2019年6月運用実績

2019年6月運用実績

今月も比較的好調。
2019年2月実績:0.85%
2019年3月実績:0.77%
2019年4月実績:0.72%
2019年5月実績:0.87%
2019年6月実績:0.87%(いずれも税引き後月利)

ただ、J-REIT頼みであるところが悩みの種。
東京オリンピックまでの雰囲気需要であると
分かり切ってはいるのだが…

とりあえず
『稼げるときに稼いでおく』
というのが鉄則かもしれない。

以下が今月の当ファンドの運用実績とまとめです。

2019年6月運用実績

2019年6月の運用実績まとめ

①約603万円を運用して、
約52,000円の配当で利回り 0.87% 先月と同水準。
(先々月は0.87%、先月は0.77%)

②ファンド36が??。先月税引き後月利1.56%(!)となっていたが、
今月から配当単価を下げ0.93%。それでもいい方ではあるが。

③ファンド12、34が見劣りする状態になってきた。

【次月に向けた売買】
ファンド12、34を見限って売却し、
比較的利回りの良いファンド2、35、36を追加購入。




2019年6月30日日曜日

2019年5月運用実績

2019年5月運用実績

今月は若干持ち直して比較的好調。
2019年2月実績:0.85%
2019年3月実績:0.77%
2019年4月実績:0.72%
2019年5月実績:0.87%
(いずれも税引き後月利)

ただ、J-REIT以外なので期待をしていた
インフラ関連の国際株式ファンドが全く振るわず。
それがちゃんとした配当を分配していれば、
余裕で1%を超えていたのに…。

以下が今月の当ファンドの運用実績とまとめです。

2019年5月運用実績

2019年5月の運用実績まとめ

①約605万円を運用して、約52,000円の配当で利回り 0.87% 若干好転。
(先々月は0.77%、先月は0.72%)

②インフラ関連の国際株式ファンド25、26が
J-REIT以外であったので期待してたが、
さほど。二か月連続でNG。

③ファンド36が熱い。
今月(5月)1.56%、
先月(4月)1.05(一部なんちゃって状態)、
3月1.53%、
2月0.97%(一部なんちゃって)、
1月0.57%(一部なんちゃって)

【次月に向けた売買】
<1.売却>
インフラ関連の国際株式ファンド25、26は見限る。
最低単位のみ残して売却。
<2.購入>
売却して得た資金+余剰資金を一部好調ファンド36に割り振り。
J-REITなので、正直気が引けるのだが…。

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銘柄については伏せている状態です。
「嘘つき!」と言われて
風説の流布に抵触するとかになると困りますので。

もう少しスピーディーに銘柄交換の判断を
しなければならないところなのですが、

「なんちゃって配当になるからならないか」
はフタを開けてみないと分からないというのが、
まあしようがないところではあります。

「なんちゃって配当って何?」

というところについては、
当ブログでまたご紹介したいと思います。

また、
「四の五の言ってないで情報を開示しろ!」
というせっかちな方は
当ブログ宛てにお問合せを頂戴したいと存じます。


ブラック企業の社員は特攻隊の隊員と同じだ。

ブラック企業の社員は特攻隊の隊員と同じだ。

ブラック企業の社員は特攻隊の隊員と同じだ。

「お前は…いくら何でも、
 それは不謹慎すぎるだろっ!」

とお叱りを受けそうで大変恐縮なのですが、

以下の本を拝見して、
「まさにこれだな」
と感じた次第です。



不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)




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筆者は転職を何度かして
現在は比較的ホワイトな
システム開発関連企業に勤務しています。

時期によりますが
残業もそんなにゴリゴリに多いわけではなく、
休日出勤もほぼ無し。

プライベートもそれなりに充実しつつ、
40歳直前になって色々と
人生のことを考える余裕もある、
というノリです。

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ただ、ひとつ前に勤めていた会社は
ブラックというか、
「ブラックなクライアントに常駐させる系」
のSE派遣会社で、
まあ色々な現場がありまして、


その会社に勤めて最初の派遣先では、
「なるほどぉ!
 これがブラックかっ!」
という闇の洗礼を受けました。


そのクライアントのプロパーではなく、
派遣で入っているメンバーのリーダーA氏が
筆者に最初に宣告したことが以下二点。


一つ、「とりあえず」22時までは帰るな。
一つ、出勤を前提として土曜日は予定を入れるな。


「はぁ!? …まあ …はぁ。」

当時はまだそんなに
世間ずれしていない「若者」で、

また、その派遣先が
特別に変な企業だったわけではなく、
日本で5本の指に入るような
世界的に有名なメーカーの子会社で、

「まあ、そんなもんかなー。」
と思ってとりあえず指示に従っていました。


しかし家内が第一子の妊娠初期で、
悪阻がひどくて入院していたり、
ほんとにどうしようもない状況のプロジェクトで
まあまあ心身共に疲れ果てて。


そのプロジェクトから解放された時は
まあまあ本気で、

「マジでこの会社の製品は絶対一生買わん。
っていうか、
このプロジェクトに関わった社員連中、

全員不幸になって変な死に方しろ。

 そしてこの企業グループ全社、
 爆発して倒産して、

 何十万人って失業しろっ!

と呪いをかけて去りました。

まあ、過去の不幸話、恨みつらみを
ブログで記事にするって、
あんまりイケてないというか、
「超絶ダサい」と思うので、
筆者自身のエピソードはこんなところです。

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さて今回記事の本題

ブラック企業の社員は
特攻隊の隊員と同じだ。



何が同じかと言うと、


冒頭でご紹介差し上げた書籍と、
筆者のエピソード、
また恐らく世の中にあふれる
「ブラック」と言われる状況に共通しているのは、


「無能な上官、上司の
 失敗した時の言い訳、
 アリバイ作りのための
 無用な犠牲」


であるということです。

つまり、
「戦果は芳しくありません!
 だけど〇百人を
 決死の特攻作戦に投入しました!
 だから勘弁して下さい!
 (てへぺろ)」
と、
「すいません!
 納期が守れそうにありません!
 だけど、メンバー総出で
 毎晩22時までやって、
 土日は全員出勤です!
 ここまで頑張っても
 どうしようもなかったんです!
 (てへぺろ~)」
と同じです。


もちろん筆者の意図として、
自分の命と引き換えに家族、
仲間の命が救われるなら、
と自己犠牲をいとわず作戦に従事した
特攻隊員の霊を侮辱するものではありません。

また今でも必死にブラック企業で戦っている、
または志半ばで倒れてしまった、
さらには追い詰められて
「不幸な結果を選択してしまった」人を
馬鹿にしたいわけでもありません。


ただ、本来努力をするべき方向性として、
本当に顧客が満足するサービスを提供するために
労力を費やすのであれば、
それは報われると思うのですが、

馬鹿で無能な官僚気質の上司の
言い訳づくりの材料にされる、

そんな犠牲ってあまりにも
バカバカしいじゃないですか。

---------------------------------


言い様が上から目線のようで
非常におこがましいのですが、

筆者が今回記事で、
皆さんにお伝えしたいこと、
絶対に忘れてほしくないこと、
悩んでいる仲間がいれば
伝えてほしいこと。

以下の二つです。

------------------------------------------

1.
ブラックだと思う状況からは、
ともかくまずは脱出する!

◆転職したら職歴に傷がつく。
つまり履歴が多いと
「我慢ができない奴」
と思われて次の転職に不利。

◆今の職場で責任を果たさないと、
損害賠償を請求される。

◆転職したって結局次の会社も
似たり寄ったりのブラック企業。
なら転職する労力だけ無駄。
今のまま我慢した方がマシ。

◆逃げだすように転職しても
足元を見られて給与がさがって
生活ができないようになるかもしれない。

◆そもそも逃げ出したら、
次の就職がすぐに決まるか怪しい。
収入が途絶えると結局死ぬしかない。

これらの想像は全くの妄想で、
現実にはこんなことはあり得ません。
幽霊を怖がっているのと同じです。

「自分はタフガイだ!
まだ大丈夫だ!」

と思っているかも知れませんが、
ある日突然「糸は切れてしまう」ものです。



ちなみに、
上記筆者のエピソード内で
「闇の洗礼」と感じた宣告をなさった
例の派遣リーダーのA氏は


既にこの世にはいらっしゃいません。
心筋梗塞で他界されました。


「おいおい、
 冗談でもそういうことは…
 あんまり言わない方がよくない?」


いや、これがマジなんです。




しかもお亡くなりになったのが、
お嬢さんの結婚式の翌日。

まだ前日じゃなかっただけ
良かったかもね。


ただ、そんな人生って、
あきらかに不幸です。

死んじゃったら何にもならない。
まずは自分自身の
命、体、そして精神を守らないと。


------------------------------------------

2.
今からなるべく
「そんなに努力をしないで」
お金持ちになれっ!


「…えぇっ!?
 なんの話だよ急に…
 何言ってんだこいつ(笑)」

と笑われるかもしれませんが、
これが結構大真面目な話です。


今筆者もお金持ちになろうと画策しています。
それも出来るだけ努力なしで。

語弊があるのでもう少し詳しく説明すると、
まあ世の中でよく言う「不労所得」なるもので、
少し生活を楽にしよう、
あわよくば引退できればいいなー、
なんて思っています。


で、なぜそんなことを考えているかというと、

色んな国を旅行をしたい!
カッコいい服を着たい!
スーパーカーに乗ってみたい!
別荘でゴージャスなパーティーをしたい!

こういう贅沢も魅力ではあります。



ただ、今本当に筆者が
お金持ちになって実現したいこと
は、こんな感じです。

---------------------------------------

自分の子ども達に

「お金なんてものはただの道具で、
 それそのものが
 命の引き換えになるような
 大それたものじゃない。

 いざとなればお金なんて
 いくらでも稼げるんだから、

 つまらないことにこだわったり
 ありもしないことを怖がって
 体を壊したり
 寿命を縮めるまで働く、
 そんな馬鹿なことは
 絶対にしてはいけない。」

ということを説得力をもって
正しく説明したい。

---------------------------------------

もちろんブラック企業がはびこる原因は
いくつもの要素が複合的に絡み合って、
簡単には解決できない問題ではあります。

ただ、
一つだけ絶対に勘違いしてはいけないことは、
以下のことです。


今会社の中で幹部の職にあるような人々、
バブル世代と言われる人々が
それなりに高給取りで
それなりに贅沢な暮らしを出来るのは、

本人たちの努力、
イヤなことを我慢して我慢して
我慢しきった結果、





ではありません。



経済状況、社会構造が
たまたま有利に働いただけで、
本人らの努力、才能で
得られたものではありません。
(中には本当に素晴らしい人も
混ざっていると思いますが)



そういう世代の常識、
一生懸命頑張って努力して、
我慢すれば収入が増加して贅沢ができる、
というのは一種のファンタジー、
もしくはコメディーです。



いまわれわれ氷河期世代が
前の世代に比べて収入が低迷していのは、
前の世代に比べて努力が足りないから?
もしくは我慢が足りないからでしょうか?
冗談じゃないですよね。

---------------------------------------

そしてそのファンタジーコメディーの犠牲は
私たち氷河期世代ぐらいで食い止めて、
せめて子どもの世代に連鎖させてはいけない。


筆者は自分の子どもに
ちゃんと教育を受けさせて、
出来れば大学にも大学院にも
進学させたいと思います。


ただ、それは

「いい会社に就職したいからいい大学に入る!
そのために必死に勉強しなければならない!」

というような前の世代の常識を真に受けての、
被害の連鎖を生じさせるような理由じゃなく、

お金にならなくても良いから、
本当に人の役に立つような、
人に喜ばれるような研究をしてほしいから。


また本人らが希望するなら
何らかのアーティスト活動みたいなことを
しても良いかも。

これも
「お金にならないから、
生活出来ないから諦める」
というようなことをしてほしくない。

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さて、筆者の愚痴を交えながら、
長々と進めてまいりました
今回の記事はここまでです。

お付き合いいただきまして
本当にありがとうございます。



何か問題があれば
努力を正しい方向に補正する。


これが一番大事だろうと思います。


ブラック企業で我慢し続けることは
申し訳ないのですが、
自分自身も周りの人も、
誰も幸せにできません。


特攻隊で命を無駄にして戦った隊員と同じです。

上官の命令を無視して
敵艦に体当たりせず爆弾を投下して帰還すれば良い。

トライ&エラー
ヒット&アウェイ

で失敗しても、逃げだしても、
何度もチャレンジすればいいんです。


努力をするなら無駄な我慢ではなく、
お金を稼ぐ方向にしましょうよ。


その気になれば
お金はいくらでも稼げます。


2019年6月11日火曜日

麻生太郎を馬鹿だと笑っていて良いのか?~『2000万円不足』報告書の不受理に見る~

麻生太郎を馬鹿だと笑っていて良いのか?
~『2000万円不足』報告書の不受理に見る~

麻生太郎を馬鹿だと笑っていて良いのか?~『2000万円不足』報告書の不受理に見る~


2000万円って金額の妥当性はさておき、

ハッキリ言って老後の資金が
年金だけだと不足するなんてのは、
言われなくても分かってます。
今更驚きやしませんよ。

ってなところだと思います。


ただ、本当に分からないのは、
今回のニュースを見て世の中の人は

【1】投資を進める派
 「やっぱりマズいじゃん!
 単純に貯めるだけだと
 全く追いつかないから、
 多少リスクがあっても投資に回して、
 増やしておかないと!」

なのか、

【2】貯金を進める派
 「やっぱりマズいじゃん!
 危ない橋を渡ろうなんて考えずに、
 お金を使わずに出来るだけ節約して
 2000万円は準備しておかないと!」

なのか。


筆者は当然【1】。

この報告書をまとめた委員の一人である、
セゾン投信の社長も当然【1】でしょう。

政府としても景気回復を狙って、
退職金等のまとまった資金を投資に回させて
市場に還流させたいから【1】…

と言いたいところだけど
年金制度が崩壊したって認めたくないから、
【1】でも【2】でもない、という
訳の分からない対応をしている状態。


まあ、いずれにしても【2】を選んじゃう人は、
ちょっと論外的な感じですよね。


正解は【3】で、冒頭の通り、
「年金があてにならんのは
 最初から分かってることで、
 既に資産運用を始めてます。」
が正解でしょうね。